愛あるジーンズ日記

「会食機会が増えるこの時期、プロは何処までジーンズで出向くのか?」

お世話になっている業者さんから聞かれました、「工藤さん、ジーンズで何処まで出掛けるの?」???その方は、アパレル業界出身で、その前にホテル業界も経験されています。つまり、ある意味TPOにおけるプロ。その方曰く、それでも「何処までデニムOKなのかなって不安は常に付きまとうので、ジーンズのプロ達はどんな場所まで、穿いて出向くのかなと思って」。

と言うわけで本日は、大変恐れ多いのですが、僕がジーンズ業界のひとりとして、この疑問とコーディネートのコツについて、おこたえしてゆきます。

「前提として、式と名のつくものは、ジーンズじゃなく、スーツが無難です」。
そして、『わからなかったら電話して聞く』が、大事な心得です。
『いつ(何月何日何時)、予約者名(〇〇さんの☆☆の会)、ドレスコードはありますでしょうか?』と主催者へ。
もし、家族の食事会や、恋人とのデートで、自分が予約するなら、ホテルやお店へ電話した時にドレスコードを確かめておくのが良いと思います。

「次に考えるべきは、参加メンバーの顔ぶれと、会の目的です」。誰の為の会なのか、大人の皆さんならお分かりだと思います。自分の着たいもの、コーディネートといった「自己表現の手前」に、それは必ず、存在します。

さて、「式でもないし、式に準じる会でもないし、ドレスコードがないホテルやお店で、仲間が集まる会」なら、ここでやっとジーンズの出番です。

「一番簡単なイメージチェンジは、Yシャツを裾インで」。
いつもの海コーデの代表例である、ジーンズ+白Tシャツ+デニムのリングベルト+VANSのスッポンを変えるとしたら、一番手軽なカチッとアイテムは、Yシャツです。

ジーンズ+革ベルト+Yシャツ+ネクタイ+ジャケット+革靴は、一番簡単に『それっぽく』見えます。ネクタイは無くても良いのですが、おしゃれに見えること間違いなしです。ちなみに、タッチイズラブジーンズは、トラッドなストライプのネクタイは苦手なのでご注意ください。織組織の目立つ、無地・水玉・ドット・花柄を選んでください。
ネクタイをしないなら、ジーンズ+革ベルト+Yシャツ+ジャケット+革素材のVANSのスリッポンでも。ちなみに、紐で結ぶタイプの革素材のスニーカーの場合、紐を通す穴の数が多ければ多いほどコーディネートの難易度が上がります。ホールの数は3〜4が無難です。

「華やかな場には、光沢のある素材を取り入れる」。
華やかな会では、コットン100%のカジュアルアイテム同士でコーディネートすると、どんなに小綺麗にコーディネートしても、違和感が出てしまいます。その理由は、デニムの素材の膨らみ感。野暮ったさが出てしまいます。
華やかさでは、スーツの素材、シルク、ポリエステル、金糸銀糸が入ったアイテムを取り入れると良いです。
例えば、ポケットチーフはシルクのものにするとか、金糸の入った柄のシャツにするとか、ポリエステルの黒のトップスにするなどの工夫が大事です。ネクタイも、光沢のあるものがおすすめです。

「超むずかしい、デニム素材じゃない、ジーンズ型のボトムス」。

ジーンズの形をしたパンツで、デニムじゃない素材のブラック、カーキ、ボルドー、ネイビーなどのカラーパンツは、色数が増えるので、やめといた方が無難だと思います。色数が増えると、ベルト、靴、シャツ、ジャケットの色のバランスと、素材のバランスを組み立てるのが、とっても難しいのです。
ジーンズ業界でも、この着こなしができる人は、ごくわずかです。

全部アイテム黒でまとめれば良いのでは?という質問もあるかと思いますが、素材の組みわせ方というか、素材の光沢の出し方を工夫して、高級感=コーディネートのメリハリをつけるのが、難しいと思います。スタイリストさんがついている俳優さんとかでなければ。大人は、大人らしいコーディネートがおすすめです。

「まとめ」
フォーマル感が必要な式には、ジーンズは向かない。
ジーンズを穿いていけるかどうかは、電話で確認。
華やかさが必要な会には、光沢をワンポインで。
シャツ・インが前提。
です。

追伸、
革靴・革ベルト・鞄・時計のベルトといった革物の色を合わせるのは基本です。
金属パーツの色合わせを忘れずに。

以上、大人のためのジーンズコーデ、会食編でした。

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