ジーンズの糸仕様にこだわるわけ

ジーンズの糸仕様は、各部縫製パートの役割を果たすために、その色、太さ、運針数がとても重要です。

糸色を各部で選び分ける理由は、見た目のデザインもあるけれど、その昔、リーバイスが不良品の発生を改善する為に考え出した工夫の跡だと思われます。縫製現場で、各ミシンごとに糸を配る場合、糸色によって太さと組成を変えることが、Quality never goes out of style. の姿勢を貫くための近道だから。

タッチイズラブ®︎ジーンズは、リーバイスに触れることができた者の役割を果たすべく、その歴史に敬意を表して、各縫製パートごとに細かく糸仕様を決めています。

タッチイズラブ®︎ジーンズは、海に似合うようにデザインされたジーンズ。だから、オフホワイトとホワイトとネイビーという糸色の違いに、組成の違いを組み合わせ、さらに、ジーンズをデザインする上で、美しさを左右する、パーツごとの生地方向の違いによるステッチの埋まり具合を考慮して、糸仕様を決定しています。

リーバイスのゴールドとイエローほど見た目の差はないけれど、ホワイトの微妙な色差と太さの差が、品質の良さや高級感と呼ばれる凹凸感を人の目に訴えかけています。さらに、ジーンズが人に訴えかけてくる、なんとも言えない心地良さの秘密の一つになっています。

さらに、ジーンズを穿く人には、新品のジーンズの状態を味わうことのみならず、穿き込んだ状態のジーンズの変化にも楽しみを見出せる工夫も、デザインコンセプトとして仕込まれています。

バックポケットの涙の雫のステッチには、繰り返し穿いて洗われることで、擦り切れてなくなるギミックを、デザインに取り入れています。勿論、ステッチ切れが発生すると着用に支障をきたす箇所には、時間の経過とともに雫型のステッチが擦り切れるよりも、長い間その強度を確保できるように設計されています。さらに、海の色を表現しているネイビーの糸は、長く愛用するうちに色落ちするデニムに合わせて、糸色も退色していくようにデザインされています。

現在のジーンズの形の元となった、リーバイスのジーンズは、その昔、リーバイスの企画生産担当者が積み上げた工夫と努力よるもの。ふれ合うことは愛することというブランド名のジーンズは、その愛に敬意を表してデザインされています。

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