2021-06-11

タッチイズラブジーンズのブランドネームの縫い方はこんな感じ

タッチイズラブ®︎ジーンズのジーンズは、ジーンズの試着とオーダーの際に、お客様から、ブランドラベルのデザインを選んでいただいています。

いつもなら、オーダー頂いたジーンズの出来上がりをお客様に連絡する時には、終わっているブランドラベル付け。

復刻版のブランドラベルのリリースが、お客様の試着とオーダーの日には間に合わなかったので、お客様が、出来上がったジーンズの確認のためにご来店いただいたタイミングで、ブランドネームを選んで頂き、縫い付けました。その時に、お客様に動画を撮影していただきました。

見どころは二つ。

一つ目は、タッチイズラブ®︎ジーンズのブランドラベルは、ラベルの上端、しかも左右中心から縫い始めていること。
理由は、縫い始めと縫い終わりがズレないように。ラベルの角から縫い始めると、縫い終わりがうまく重ならないことがあるからです。この理由は、リーバイスのビンテージシリーズと一緒(だと勝手に思っている)。

二つ目は、縫い上がりのところ。見えづらいのですが、ジーンズのベルトの裏側をカメラに向けています。理由は、ベルトの上端のステッチと、ラベル付けの上端のステッチが、重なって無いことを見て欲しかったから。
理由は、ラベル付けのステッチが、ベルトの上端のステッチと重なってしまうと、先に縫われていたベルト上端のステッチを、ラベル付けの時の針先で切ってしうから。そうならない縫い方をしていますということを、工藤は見て欲しかったんです。この理由も、リーバイスのビンテージシリーズと一緒(だと勝手に思っている)。

ブランドラベルの取り付け一つにも、愛を。一番緊張して縫います。

追伸、リーバイスをはじめとする大量生産されるジーンズのラベルは、人の手を極力使わず、デニム業界で言うPLK(自動ミシン)にセットされたら、自動的に四角に正確に縫われます。

関連記事