リーバイスの501みたいなジーンズと、ひとくちに言っても、さまざまな形があります。なにせ、リーバイスの定番とされる501でさえも製造された年によって、ウエストが細くてお腹がきつく感じるものもあれば、腿や裾が広く感じるシルエットだったりと、色々な形があるのです。
それをひとまとめにして、リーバイスの501みたいな、と表現するには無理がありますが、それでも、ストレッチデニムじゃない、コットン100%のメンズのジーンズを、カッコよく穿きたいと思う女性に向けて、いくつかの抑えるべきポイントを、お伝えします。
大事なのは、試着の時に、身体のどこに合わせてサイズを選ぶのかということ。
ウエスト位置
まずは、ジーンズのウエストを合わせる位置を確認します。
大体で結構です。腰骨のチョウ骨と呼ばれる、腰骨の左右の前側にある、出っ張りの部分に、ジーンズのウエスト部分と、見頃を縫い合わせているステッチ付近(フロントポケットの上端付近)に合わせます。
決して、ご自分のウエスト位置に合わせないこと。
皆さんが思っているよりもはるかに下の方(おへそより下)にジーンズのウエストを合わせます。
その時に、多くの方が、これで良いのかなと気にされるのが、ジーンズのクロッチ部分が、身体から離れていること。どうしても、ストレッチのジーンズや、レディースのスラックス、スポーツのレギンスなどのように、クロッチ部分が、身体にピッタリさせて穿くことに慣れているから、違和感を感じてしまうかもしれませんが、リーバイスの501みたいなジーンズを、カッコよく穿きこなそうとする時は、ここが大きく違うことをご理解ください。
ヒップ位置
バックポケットの上半分が、ヒップの一番盛り上がっている部分に来るように、ジーンズの後ろ側の高さを合わせます。
鏡に対して横向きに立った時に、多くのジーンズの場合、ジーンズのウエスト背中側は、ジーンズのウエスト前側より、上の方になると思います。
座った時にウエストがキツくないか
まずは、ベルトします。ベルトをする時に、もう一度、ジーンズの前側がチョウ骨付近にあるかどうか? バックポケットの上半分が、ヒップの一番盛り上がっている位置にあるかどうかを確認してください。
そして、椅子に座ったり、しゃがんだりして、キツすぎないサイズを選びます。
レングス
それぞれに長さの好みはあると思いますが、コーディネートする靴や服を選ばない、オールマイティーな長さは、靴を履かない状態で、床から1.0cm〜1.5cmほど上。
鏡に対して、横向きに立ち、足を広げたり、くっつきすぎたりしない自然体で立ってください。そして、必ず、首だけ鏡の方を向きます。肩や腰を回して鏡を見ると、裾位置が変化してしまいます。(大抵は、裾が上に上がってしまい、短く見えるので、どうしても長いジーンズを選びがちです。)
一人で見るより、自分以外の人に見えてもらう方が確実です。
インナー
身体を凹ませてしまったり、矯正するようなものを避けてください。ストレッチ素材のデニムと違い、コットン100%の501みたいなジーンズを穿きこなす時に、最も意識するべきは、デニムと身体の間の空間がとても大事なのです。
タイツ、ストッキング、ガードル、ストレッチのきついインナーなどは、カッコいい穿きこなしの為のサイズ選びができません。あくまでも、自然な身体のラインをキープできるものがおすすめです。
まとめ
1、ジーンズのウエスト位置は、女性のウエスト位置より、かなり下。腰骨の前側の出っ張りにかかる位置に。
2、バックポケット(後ろポケット)の上半分が、ヒップの一番高い位置に。
3、ベルトをする。
4、長さは、床上1.0cm〜1.5cm。
5、インナーは、身体を圧迫しないものを選ぶ。
です。
ちなみに、タッチイズラブジーンズは、メンズ、レディース、どちらにも対応したジーンズです。お買い上げいただいたお客様には、穿き方の説明書をお渡ししております。
どうしても、鏡に映ったシルエットが気に入らなかったり、ウエストやモモがキツすぎたりして窮屈だと感じたら、タッチイズラブ®︎ジーンズを試着にいらしてください。
疲れない穿き心地なのに、ダブダブして見えない、上品な形のジーンズの、サイズ選びをお手伝いします。