2021-06-04

裾のアタリが残る、いかにも裾上げしました、じゃないジーンズ。

アタリとは、デニムが洗った後に縮んで凸凹になった状態で、擦れて凹凸の凸の部分が白くなった状態のこと。

デニムは、一番最初の洗いの時にしか、きちんと縮まないんです。

タッチイズラブ®︎ジーンズストアでは、いい感じの裾のアタリのあるジーンズを穿いて欲しいから、ジーンズの縮率計算してから縫い上げ、洗い・プレスをしています。

ジーンズがカッコよく見えるためには、裾のアタリと呼ばれる凹凸がとても大事

一度、洗い・乾燥・プレスを経た「ジーンズの裾」は、裾上げ(丈直し)を店頭でやってもらったとしても、ほとんどの場合、十分に縮むことはなく、凹凸のないノッペリとした状態のままです。

そもそも、デニム生地は、生産される最終行程で、糊付けされてロール状になって出来上がります。そのノリがついたデニム生地を、裁断・縫製して出来上がるのが、通称リジット(業界では生)と呼ばれるジーンズです。

お店で売られている大概のジーンズは、そのリジットを、洗い工場で洗い・乾燥・プレスをして出荷されたものです。

なので、一般的にお店で売られているジーンズを、裾上げしたら、「いかにも裾上げしました」という裾のあたりのないジーンズになってしまいます。

ジーンズにとっては致命的な残念さ。。。。

いかにも、裾上げしました感が満載のジーンズ。。。。

しかも、お店のフィッティングルームで、鏡に接近した状態で、焦って決めてしまった、なんだか不安な長さ。。。。

僕も、何度も何度も経験してきました。。。。

あとちょっと長ければ良かった。。。。

あとちょっと短ければ良かった。。。。

立ってる時はいいけれど、電車とか椅子に腰掛けた時には、なんか足元が気になる。。。。

この靴に合わせたかったのに、なんか違う。。。。

街で、いろんな人の足元ばかりを見てしまう自分。。。。

僕は、自分の納得いく長さで、しかも、裾のあたりが残る、裾上げじゃないジーンズが欲しい。人によっては、裾は、そこまで気にならない。そうおっしゃいます。けれど、どうしても、納得いくジーンズが欲しかった。ジーンズを穿く人には、『裾のアタリがある、納得の長さのジーンズを穿く素晴らしさみたいなのを味わって欲しい。』

そう思ったのがタッチイズラブ®︎ジーンズを始めた理由の一つです。

デニムは、一番最初の洗いの時にしか、きちんと縮まないから、touch is love ®︎のジーンズは、良い感じのアタリを出す為に、デニムの縮率を計算→デニムの縮み分を考えて縫製→洗濯→乾燥→プレス→お渡しをしています。

納得いく長さの、いかにも裾上げしましたじゃない、最初から自分にジャストな長さのジーンズを選んでください。

タッチイズラブ®︎ジーンズストアでは、いわゆる試着して長い裾を切り丈を詰めるのではなく、裾のオリジナルな状態(アタリと呼ばれる凹凸)を、お楽しみ頂けます。

ですので
「裾上げしたら、予想していた長さやイメージと違った」
「裾上げで、ステッチや印象が変わってしまった」
「裾上げで、せっかくの裾の凹凸が消え失せた(泣)」
ということがありません。

写真上:新しいタッチイズラブジーンズの裾(凹凸感あり)
写真中:穿き込んだタッチイズラブジーンズの裾(凹凸感あり)
写真下:長い裾を切り丈を詰めたジーンズの裾(凹凸感無し)

タッチイズラブジーンズの特徴

関連記事