2023-11-10

オジサンぽく見えない冬の靴下のチョイス

ビーサンとVansが正装の茅ヶ崎でも、だいぶ気温が下がってきて、そろそろ冬っぽい格好をしようかなと考えているオジサンも多いかと。

お出かけの時には、レザーのVansや、Clarksのデザートブーツやワラビーを履いていこうかなと思っていらっしゃるオジサンも多いはず。

もちろん、ボトムは、タッチイズラブ®︎ジーンズ。

そんな時、靴下選びは、慎重に!

ジーンズのコーディネートで、一番オジサンぽく見えるのは、『靴下選びがオジサン』だから。

じゃあどんなのよ(怒!) と仰る方のための覚えておくべき必須マニュアルです。

ジーンズと合わせる時の靴下選びで失敗しないコツは

1、糸は太めのものを選ぶこと!

理由その1。

デニム生地の糸は6番手〜8番手くらいの太い糸が使われています。

その糸の太さに対して、冠婚葬祭スーツ用の靴下みたいに、極端に糸が細い、薄い生地の靴下は、カジュアルな印象のジーンズに対して、フォーマルな印象のスーツ用の薄い靴下は、服のテイスト的にバランスが悪いから。

理由その2。

糸が細く、薄い生地の靴下は、春夏っぽく見えるから。おしゃれの基本は、季節感です。

2、ソリッドカラー(=無地)が、無難です!

理由その1。

コーディネートの中に色数が多いと、まとまりが悪いから。

コーディネートと言っても、トップス、ベルト、靴などのアイテムの『大きな面積の色だけ』に注目するのではなく、小さな面積の部分の色数も、考慮に入れる必要があります。

例えばリュックの「肩掛けベルトの色」だったり、アウターのファスナーの引き手の色だったり。ほんの小さな部分でも、色数が多過ぎると、コーディネートがまとまらない要因になります。だから、注意が必要です。

理由その2。

靴下の生地自体に、色が2〜3色含まれている場合、靴下の編み目の色の出方によっては、特に編み目が細かい場合には、色の見え方がオジサンぽく見えるからです。

文章で説明するのは難しいのですが、オジサンぽさに気付けたいと思う方は、色が混ざっている靴下は避けた方が無難です。

まだ濃いインディゴのジーンズと黒靴縛りのコーディネートはどの靴下が良いの?

糸が太いのは、一番左のネイビー。編みが固く仕上がっているので、トラッドっぽい仕上がりの靴下です。デザートブーツなど、かっちりした、けれど革が厚くないスエードの靴などに似合うと思います。

糸がまあまあ太い、真ん中の濃い目のグレー。かっちりしていないので、Vansのスエードのスニーカーなどとのコーディネートに似合うと思います。

それ以外の3色は、、、。なんだか濃い色のジーンズには似合いません。

左から2番目のグレーは季節的に寒々しい。

右から2番目のグレーとベージュのミックスは、糸がやや細いのと、かっちり目の編みでオヤジっぽい。

右のブラックは、糸はやや太めだけれど、編みがふわっとしてないので、フォーマルっぽく見えるから、これもオヤジっぽいコーディネート。

なんだかんだで、1足選ぶとしたら、真ん中のグレーが良いのではと思うのです。

色落ちの進んだジーンズと黒靴縛りのコーディネートの場合は?

一番左のネイビーは、ジーンズとの色の濃度差がありすぎなのと、編みが固く仕上がっているので、どうしても、ジーンズより目立ってしまいます。靴下の見える部分が少ない、ミドルカットのClarcsのワラビーなら、なんとか大丈夫かなと。Vansのスエードのスニーカーでは、靴下が見え過ぎて、ミスマッチがバレバレなので、お勧めしません。

糸がまあまあ太い、真ん中の濃い目のグレーは、色落ちしたジーンズのラフ感にも合います。これだったら、Vansのスニーカーなど、靴下の見える部分が大きい靴にも似合うと思います。

左から2番目のグレーは季節的に寒々しい。

右から2番目のグレーとベージュのミックスは、糸がやや細いけれど、色落ち=デニム自体の厚さが薄くなっている分だけ、まあまあ合うかなと。

右のブラックは、90年代のオリーブ少女っぽい(おわかりいただけますでしょうか?)コーディネートで、ロールアップして、Dr.Martensなどとコーディネートするならありかもですが、やはり、オジサンには厳しい!

なんだかんだで、色落ちしたジーンズの場合でも、1足選ぶとしたら、真ん中のグレーが良いのではと思うのです。

まとめ

色々迷ったら、「糸がやや太めで編みが緩めの濃い目のグレー」を選んでおけば、濃い色のジーンズにも、色落ちしたジーンズにも似合います。

ぜひ、この秋冬は、靴下で、オジサンコーデから脱却を!

追伸、
今日のコーディネートは、あくまで、黒い靴縛りです。これに、バックを合わせるとしたら、バックの肩紐は黒のものを合わせてください。先ずは、色数を増やさないことを心がけてくださいね。

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