2024-11-24

デニムジャケットのデザイン

タッチイズラブ®︎のデニムジャケット誕生秘話。元々は僕自身が、色落ちしたジーンズに合わせるデニムではない素材のネイビージャケットが欲しかったのです。僕は仕事の打ち合わせのときも接客のときもプライベートで出かけるときも当然ジーンズを穿いていますが、今でもやはり、ホテルやレストランに出かけて行くのにジーンズだと少し気になるシーンもあり、格式を重んじる場所でも安心出来るブレザーの様な、ワークジャケットではない上着が欲しかったのです。

しかし、ブレザーに使われるウールの素材は、スーツの生地と同様に薄く柔らかで、擦り切れに弱い素材です。それはそれで素敵なものですが、僕は、ジーンズのように気を使わない、日常使いをしても、傷むどころかどんどん味が出て、変化を楽しめて、というタフなジャケットが欲しかった。例えば湘南でのワンシーンであれば、七里ヶ浜のコンクリートの壁に背をもたれても気にならないことが大事だし、何よりも「洗濯機で洗えること」が、大前提だったのです。

さらに、出張や旅行の際にキャリーバックを引き、お土産の袋を持ち、新幹線の改札や空港の搭乗ゲートを通過した後チケットを直ぐにしまえる、便利なポケットがありことがポイントです。あるいは、車の乗り降りの際に、キーを直ぐにしまえたり。

茅ヶ崎で言えば、飲食店ご経営者のお客様の周年イベントやお客様が出演されるライブにお邪魔するとき、賑わう店内には荷物置きのスペースが限られているので、失礼のない様なるべくカバン類は持たずに伺います。その際に、ジーンズの前ポケット・後ポケットにプラスして、デニムジャケットの大きなポケットが大活躍してくれます。このポケットは、スマホはもちろん、飲み物のカップ等もすんなり入ります。フェスやイベントに行かれるお客様はもちろん、出店されるお客様にも喜ばれるこだわりのポケットです。

何より、ウールやポリエステルのジャケットだと、物を入れるとボコッと出っ張りますが、デニムはブレザーやスーツの素材の様に薄くて柔らかではない為、型崩れもしません。もし汚れても家庭用洗濯機で洗えます。

あとは、デニムジャケットの下のポケットに手を入れてもサマになる位置と大きさにしてあります。

スーツを着る必要のない職業のお客様からは「サッと羽織ると、襟が付いているので、安心します」とのお声もいただき、嬉しく思います。ちなみに華やかさが必要なパーティーシーンや会合の際は、胸ポケットに派手な色のチーフを差してみて下さい、すごく簡単なのですがかなり粋な仕上がりになります。

店頭には、愛用してゆくとどんな風合いに色や手触りが変化してゆくか?サンプルも用意しておりますし、「デニムを洗濯し、格好良く育ててゆくコツ」も、お伝えします。ご来店とオーダーを心待ちにしております。

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