
赤耳は出荷先情報が入ったバーコードやQRコードの役割でした
ジーンズに詳しくない人でも、なんか見たことがあるかも!?と反応がある、ジーンズの裾の折り返しからチラ見えする、赤い飾り糸。デニム生地をシャトル織機で織る時に、生地の左右端の、耳と呼ばれる部分に通してあります。
元々は、出荷先であるリーバイスの縫製工場に運ぶために、『赤い糸が通してあるデニム生地は、リーバイス行きだよ!』という目印。現代で言う、出荷先の情報が入ったバーコードやQRコードの役割でした。
それが一人歩きして、良い生地の代名詞になりました。
タッチイズラブ®︎ジーンズやデニムジャケット、そしてオーバーオールには、広島県福山市に本社のあるカイハラデニムさんの、この赤い糸飾り糸が通してある、シャトル織機で織られたデニム生地が使われています。
カイハラデニムさんは、遠くは、江戸時代の綿の生産が奨励された時代から続く歴史の中で、絣の染色の為のスクモの販売からスタートして、染色を手がけ、織布を行なってきた会社です。それからは、糸の自社生産を経て、染色、織布だけでなく、生機と呼ばれる状態になった後に行われる、毛焼き、ねじれ防止、縮み防止などの加工工程まで、デニム生地の一貫生産を行なってきた会社です。
リーバイス時代から、今も、おつきあいさせていただけていることに深く感謝しております。
アメリカ発のデニムとの違いを研究して来た、生地設計の歴史
では、なぜ、カイハラデニムさんの、シャトル織機で織られたデニム生地を採用しているかというと、設計、紡績、染色、織布、整理加工までの一貫生産のメリットを活かしている点です。それは、技術的に不良箇所が少ないと言う品質だけではなく、元々、アメリカ発のデニムとの違いを研究して来た、生地設計の歴史があります。デニムに対しての探究心。その愛が感じられるからです。江戸時代から続く、備後地方の歴史に、ただただ感謝です。





